Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

8年ぶりのSWAリターンズ

SWA創作話芸アソシエーション - Sousaku Wagei Association

林家彦いち三遊亭白鳥春風亭昇太柳家喬太郎が8年ぶりに

嬉しい復活。プラチナチケットもなんとか入手できた。

SWA新作落語の創作ユニット・集団。8年間活動したのち

 2011年に解散。今回8年ぶりに活動を再開した。

 

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8年ぶりのSWA。良かった~!

新作を作るおじさんたちがカッコイイ。

4人が語る4つの物語が連動し、1つの物語を紡ぎだす。

前半の伏線組と後半の回収組の絶妙のバランスで

同じ時間軸に存在する。見事だ見事すぎる。

そして4人がONE TEAM。落語なのにグルーブ感

すら感じ取れる。こんな落語見たことない。

 

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SWAは私が落語にのめり込むきっかけの一つ。

その落語は私が経験した小劇場の芝居に非常に近かった。

「落語は古典芸能」という私の固定概念を打ち破り、

これも落語なんだよ!と楽しさを見せつけてくれた。

この感覚を最初に味あったのは「志の輔らくごin PARCO

だった。音楽雑誌「BURN」の編集長で落語評論家でもある

 広瀬和正さんもSWAと志の輔の共通点を述べている

SWAで昇太が目指したのは、志の輔がパルコ公演で

体現したような「公演そのもののエンターテインメント化」

だった。「落語会に来てもらう」のではなく、「SWAという

エンターテインメントを観に来てもらう」という発想だ。

 落語のエンターテインメント化」。

これが落語にのめり込むきっかけだった。

 

SWAの復活。それは私の原点回帰でもあった

志の輔PARCO」も20年2月に3年ぶりに復活・・

 

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開演前の高座には、夢枕獏さんの贈呈した

SWAのチャンピオンベルトが鎮座していた。

 

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落語ファン倶楽部 Vol.14

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