Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

日本の社長

高校時代の親友が「社長」になった

社長と言っても、中小企業でも、家業を継いだのでも、

ましてやスナックでお姉ちゃんに呼ばれる「社長」ではない。

 

渋沢栄一も設立に加わった東証一部上場会社の本社勤務から、

四国にある関連会社の社長に就いたのだ。

(まるで池井戸潤のドラマみたいだ)

 

サラリーマン人生としては、競合ひしめく都道府県大会での

優勝に等しい。これはめでたい! 頑張ったんだな~。

コロナ禍でなければ、仲間で集まって祝杯をあげたいぐらいだ。

 

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我々が幼少の頃(昭和40年代)の社長というと、

「オールバックで、ちょび髭に黒縁目眼。三つ揃い(スリーピース)

 の背広で、チョッキ(ベスト)の前ポケットに手を入れて、

 太鼓持ちの部下を連れて歩く」というステレオタイプ(笑)。

 

でもこれは、森繁久彌の「社長シリーズ」の影響だろう。

社長シリーズ」は、東宝で1956年~1970年(まさに高度成長時代)に

製作された人気喜劇映画。浮気者社長(森繁久彌、謹厳実直な秘書(小林桂樹

慎重な総務部長(加藤大介)宴会好きの営業部長(三木のり平が繰り広げる

 

子ども心に「社長シリーズ」を観れば、社長ってお金持ちで、モテて、楽しそうだな~

と思い憧れてしまう。(高度成長のイケイケな時代でもあったけれど)

 

youtu.be

 

社会人になると「社長はそんな生易しいものではない」ということが分かる。

一国一城の主、やりがい、モチベーション、報酬というメリットもあるが、

その分、心労や苦労も半端ではない。よほど強いメンタルでないと務まらないだろう。

ましてや現在の経済環境、コロナ禍の中での企業のかじ取りは激務。

 

そんな中、彼は選ばれし者として「社長」になった。

とにかく身体(健康)第一でやって欲しい。

彼の仕事が落ち着きコロナが治まったら、瀬戸大橋をドライブして

会いに行きたいな~!。美味いうどん食べたい!

 

またひとつ楽しみが増えたよ。