友人のTさんに誘われて明治座へ。
経緯はいろいろあって話せないが、平日の明治座、それも17:00
開演と言うなかなか行きづらい時間帯だ。
若干24歳。鎌倉殿の13人で「坂東武士の鑑」畠山重忠を好演し、
今を時めく演技派若手俳優・・・どんな舞台なのか?
ミュージカル? コメディ?
演目に関しては、何の予備知識も持たずに観る。
私が普段あまり見ない、不思議な世界観の舞台だった。
うまい例えが見つからないが
が近いだろうか。
舞台は一目見て金がかかっているのが分かる。
すべてがゴージャスだった。芝居は面白かった。
中川大志の熱演はなかなかのもの。
昭和のアイドルを演じるという設定がいい!
長髪の中川大志は1970年代のアイドルそのもので、
西城秀樹に見えてしまった。
周りの役者もクセモノ揃い。
どぶろっくの坊主頭「江口」によく似た、やくざの親分・・
どこかで見たことがある・・・名前は山内圭哉。
Wikipediaで調べたら、NHKの大河「青天を衝け」(2021年)で
岩倉具視を演じていた俳優だった。
普段見ないような芝居が見れて面白かった。
「商業演劇」「興行」と言う言葉は好きではないが、そんなテイストだった。
こうゆう芝居は、俳優がどれだけお客さんを持っているかが
観客動員を左右する。
帰り道でTさんと話をした。
「ジャニーズや元宝塚、元AKBとかは強いよね。」
・・・この日、一番私の心を動かしたのは松井玲奈だった。
松井玲奈キレイだったな~。