高田文夫先生渾身のプロデュース公演。
「よみがえる明治座東京喜劇 こちとら大奥だぜ」がコロナ禍の中で
1月29日に無事に開幕した。
今回の公演は、高田先生が敬愛する「三木のり平」さんが長年喜劇を演じて
きた明治座で、「のり平」さんの東京喜劇を宅間孝行の演出で上演する。
この公園は「のり平」さんへのオマージュ、トリビュートであるとともに、
高田先生の芸能人生の集大成として位置づけられる。
その本気度は、信頼する宅間孝行の起用、田中美佐子、前川清、東貴博
という萩本欽一の薫陶を受けた役者達。志村けんに鍛えられた磯山さやか。
という東京喜劇役者のキャスティングからもうかがえる。
そして芝居の後、第二部のビバリー昼ズ寄席 の日替わり出演者の
豪華なこと豪華なこと・・こんなブッキングは高田先生しかできない。
爆笑問題、ナイツ、サンドウィッチマン、三遊亭小遊三、春風亭昇太、
柳亭市馬、立川志の輔、立川志らく、林家たい平、春風亭一之輔、
神田伯山、清水ミチコ・・・
まるで「笑っていいとも」最終回のごとき、芸人・落語家の
オールスター総出演。いないのは立川談春ぐらいか(笑)。
こんなに凄い寄席が観れるのは、最初で最後かもしれないな~。
一時は 出演者の松村邦洋をはじめコロナ感染者が出て
公演自体も危ぶまれたが、無事に開幕にこぎつけた関係者の
努力に敬意を表します。お陰で私も楽しむことができます。
私が購入しているチケットは千穐楽(2/14)の前日
・2月13日(土)昼の部 ゲスト:立川志の輔
・2月13日(土)夜の部 ゲスト:爆笑問題
なんとこの日はダブルヘッダーで観劇だが、思いもよらず
特別な公演となった。志の輔さんは肺炎でPARCO公演が
中止となった後での高座。爆笑問題は田中さん療養のため、
おそらく高田先生と太田漫才が観られそう・・・。
これは楽しみだ~。
高田先生がラジオで嬉しそうに話す「明治座の幟(のぼり)」。
三木のり平さんがいつも幟を立てていた場所に自分の幟が翻る。
これには特別の感慨があるそうだ。
東京喜劇を存分に楽しんでこよう。ようやく今年の初舞台だ。