昨年は寒くて震えていた記憶があるが、今年は小春日和。
一席目はなんと「ディアファミリー」!
耳を疑った・・パルコ公演のトリネタじゃないか、それが一席目・・。
今日はついてるぞ。二席目は、4日前に聞いたばかりの「徂徠豆腐」。
前回は一部ショートカットしていたが、今回はフルバージョン。
聞きごたえがあった。
毎年開催し、往復はがきでしかチケットを申し込めない三鷹の独演会は
志の輔さんの思い入れも並々ではないのが、マクラからも窺える。
今回は前職の後輩(早稲田大演劇専攻)を連れて行った。
彼とは芝居の話でいつも盛り上がるのだが、演劇に一番近い
「志の輔らくご」に誘ってあげた。反応が楽しみだった。
彼の反応は想像通りだった。
「いや~凄い。メチャクチャ面白かったです」
「途中から、あの貧乏学者は誰なんだ?何者なんだ・・?
という思いが頭の中を渦巻いてました。ちゃんと説明しれるんですね」
「沈黙、間が物語っていましたね。あの間に惹きこまれました」
私も得意になり
「ディアファミリーはトリネタだぞ。今日はいい高座が見れたな」
「パルコ上演時はラストで、本物の鹿の剝製が出てくるんだぜ」
と説明する。そして
「是非、PARCOの志の輔らくごは見せてあげたいよ。
まだまだ、こんなもんじゃないんだから。
でもチケットは自分で取りな。そう簡単には取れないけどな。」
また、熱烈な志の輔ファンを増やしてしまった・・・
もっともっと、「志の輔らくご」の感動を多くの人に広めたい。
チケットがすます取れなくなるが・・・
そんな小さいことではないのだ。