Makotsu Garage

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クセモノ五大老・・どうする家康

大河ドラマ・・「どうする家康」。

秀吉が死んで関が原に向けてドラマのスピードとテンションが

上がってきた。今秋の名場面は「五大老五奉行の顔合わせ」。

 

五奉行は豊臣政権の事務官僚なのだが、五大老はちょっと前まで

豊臣と張り合ってきた有力大名だったクセモノ達

腹の中では秀頼公の御為に・・などとは少しも考えておらず

このチャンスに少しでも自勢力の拡大、隙あらば天下簒奪を本気で考えて

いる血の気の多い大名たちだ。

 

ドラマの配役にもクセモノぶりが、よく表れている。特に毛利、上杉。

  ・徳川家康松本潤

  ・前田利家宅間伸

  ・毛利輝元吹越満

  ・上杉景勝津田寛治

  ・宇喜多秀家(柳俊太郎)

 

毛利、上杉ともに秀吉没⇒関が原までの間で、乾坤一擲

勢力拡大の賭けに出たが、失敗し大幅に領地を削られることに。

  ・毛利家 120万石 ⇒ 30万石 ⇒ 明治以降 公爵家

  ・上杉家 120万石 ⇒ 36万石 ⇒ 明治以降 伯爵家 

 

なんだかんだ言っても取り潰されず、明治以降も続いて

いるのだから逞しい。