BRUTUS創刊1000号!
創刊は1980年。雑誌(Magazine)がメディアの中心に
君臨していた時代だ。初代編集長はレジェンド「木滑良久」。
個人的にも創刊号のことはよく覚えている。
「BRUTUSという新しい雑誌は、何の雑誌なんだ?」
と当時の私(高校生)は、書店で創刊号を手に取り考えた。
それは全くの愚問であることがわかるのは、8年後、就職し
出版業界で働き始めてからだった。
マガジンハウス(旧:平凡出版)は、既存のジャンルに収まるような
雑誌(出版物)を創っているのではない。新たなジャンル、ライフスタイル
を提案し、切り開くことを目指している。それは歴代の創刊雑誌を見れば
一目瞭然、それはあくなきチャレンジの歴史でもある。
「平凡」「平凡パンチ」「anan」「ポパイ」「ダカーポ」「鳩よ!」
「自由時間」「クロワッサン」「ターザン」「エル・ジャポン」
「クウネル」「Hanako」「コミック アレ!」「Olive」・・・
43年前、訳も分からず手に取ったBRUTUSが 創刊1,000号。
立ち読みも含めれば、ほとんどの号は手に取っているという自負がある。
いい特集組むんだよ! BRUTUSは本当に心を擽られる特集を組む。
もちろん内容も伴っている。
記念すべき1000号の特集は「人生最高のお買いもの」
「人生最高のお買いもの」・・・
1000号の企画としては少々地味じゃないか ?
これが第一印象。でもまだ中身を読んでいない。
本日、購入してきたので、これから読む。
きっと「人生最高のお買いもの」の意味が
紐解けるだろうと楽しみにしている。 We did it !
※往年のテレビショッピング風の動画まで作ってるよ(笑)
【人生最高のお買いもの。】祝BRUTUS1000号!ザ・ベストバイ テレフォンショッピング
思い返せば
創刊号の表紙に踊るメッセージはこうだった。
We did it !
見てごらん! いいカンジだろ。
ベッドを離れた瞬間から、また心地よい眠りに
戻るまでの男たちの楽しかるべき日々のあらゆる要素が、
この1冊の雑誌の中にはある。
1980年7月1日号(創刊号)
【1000号記念動画】あらたな視点を求める、すべての人に。