Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

映画「ゴールデンカムイ」

 

前から観ようと思っていたところに、友人の

「めちゃめちゃよかったです」という昨日のLINEが背中を押した。

 

うん。めちゃめちゃよかった。

 

冒頭の日露戦争203高地のシーンが凄い迫力だった。

203高地と言えば、さだまさしの「防人の詩」が主題歌で有名な

1980年の作品だが、VFX、ドローンを駆使した戦闘シーンは

比較できないぐらい圧倒的な迫力だった。そして軍服、武器の

再現性も完璧だ。 この物語は日露戦争から始まった。

 

 

 

北海道、アイヌ帝国陸軍第七師団 がこれほどまでに

物語の重要な役割だとは思わなかった。ある意味面食らい

ある意味興味が倍増した。(私は原作を読んでいないので)

 

ここから先ネタバレ注意!

物語にぐいぐいと惹きこまれ、感動の場面に涙し、

来る最終決戦に向けて胸は高鳴って行った。

しかし、尺が長いな~という嫌な予感も同時に

沸きあがって行った。そしてついに

 

ええっ!? ・・・・やっぱり。

最終決戦は次回作か・・・

 

まるでVIVANTの初回20分拡大スペシャルを

観た後のようだ。 早く次回作が待ち遠しい。

 

無性に原作が読みたくなった。

ウィキでこっそり見てみると、物語はまだまだヤマ場が

盛りだくさん。早く観たい・・・いや先にコミックを読もう。

 

 

 

ここまで帝国陸軍第七師団がフォーカスされるのも珍しい。

屯田兵を母体として、旭川に司令部を置く第七師団。文字通り

北辺の守りの要「北鎮部隊」として、陸軍の最強師団とされた。

そしてあらゆる戦争の激戦地に投入された。

映画では軍服、装備品(30年式小銃)も完璧に再現されていて

それは見事。