NHKのドキュメント番組。これは興味深かった。
プライベートはほとんど明かさないユーミンが
10代を過ごした八王子の実家を訪ねて、知られざる生い立ちや
青春時代の葛藤、「荒井由実」の誕生について語る。
音楽・楽曲の変遷は、自分の人生の節々で聞いてきたが、きくことは
ユーミン自身の変遷は、活字の情報で知ってはいても、
口からきくことはなかった。その意味で驚きだった。
小学生の時、従妹のお姉ちゃんが荒井由実のLPを持っていた。
「これ荒井呉服店の娘なんだよ」と教えられたのが、ユーミンとの
出会いだった。聞かせえもらった・・・
小学生の自分にはまだまだ大人の音楽だった。
ユーミンが中学高校と通った立教女学院は、敬虔なキリスト教系の
毎朝、吉祥寺駅発の井の頭線は、久我山高校の黒い男達と立教女学院の
セーラー服。カジュアルな私服で頭のいい都立西高生で溢れる。
それが土曜日になるとセーラー服が消える。立教女学院は
日曜日は礼拝があって登校なので、土曜日が休みなのだそうだ。
それだけ敬虔な学校に通いながら、夜は六本木の「キャンティ」に
入り浸った中学・高校時代・・やはり凄いなユーミンは。