皮肉なものでGoToトラベルキャンペーン開始日に、
国内の新規感染者数は過去最多を更新した。特に東京、
愛知、福岡、埼玉がきく記録を更新した。
政府・西村大臣は「危機感を強めている」と口では言いながらも
前のめりに「GoTo」を推し進める。
対象地域参加・除外基準の説明もなく、準備作業はバタバタ・・
東京以外の首都圏、近畿圏、中京圏、福岡での状況が大きく
変わりつつあるのに、「GoToトラベル」エリア・内容の一部修正すら
考えていない無いようだ。
旅行関連産業の苦境は理解するが、まずは新型コロナ撲滅に
全力を傾けてくれよ! 我々の税金なんだぜ、コロナ対策で
もう少し賢い使い方を考えてくれよ!
(それでなくても週刊文春で”GoTo受託団体が二階幹事長に献金”と
書かれているんだから・・・)
我々国民は、こんなポンコツ政府では不安で仕方ない。
今朝のラジオ番組では、MCがこんなコメントを言っていた。
「政府は一度決めたことは、何があっても買えないんですかね。
これじゃまるでインパール作戦※ですね。」
冗談じゃない!先人が多大な犠牲を払った教訓を、無為な現政府は
再び繰り返そうとしている。多くの国民の声が届かないのか?
頼みの野党は何やってんだ・・・
今日の朝日新聞には「立・国合流 党名が焦点」とある。
この国難に際して党の名前を議論する暇はないだろ・・・
危機感欠如も甚だしい。党名は「〇〇党(仮)」で大同団結して、
一刻も早く政府与党のケツを叩き、まともな議論をして有効なコロナ
対策を実施してくれ! 党名なんか国民には影響ないんだから、コロナ禍が
終息してから好きなだけ議論してくれ。(こんな野党だから「他の内閣より
よさそうだから」という理由で、安倍政権の消極的支持が続くんだよ)
あー腹が立つと筆が走る・・・
結局、書こうと思っていた昨晩のラジオ「脚本家・須崎勝弥とは
by春日太一」について何も書けなかった。これは明日に。
この番組、知らないことばかりで新鮮だった。
※インパール作戦(ウィキペディアより)
第二次世界大戦のビルマ戦線において、1944年3月に帝国陸軍により開始。
7月初旬まで継続された、援蒋ルートの遮断を戦略目的として、イギリス領
インド帝国北東部の 都市であるインパール攻略 目指した作戦のことである。
作戦に参加した殆どの日本兵が死亡したため、現在では『史上最悪の作戦』と
言われている。
当初より軍内部でも慎重な意見があったものの、牟田口廉也中将の強硬な主張により
作戦は決行された。兵站を無視し精神論を重視した杜撰な作戦により、多くの犠牲を
出して歴史的敗北を喫したため、『無謀な作戦』の代名詞として、しばしば引用される。
・(冷静な分析よりも)上層部の人間関係が優先された意思決定
・ 軽視された命(被害の軽視)
・(現実を顧みることなく)一度始めた作戦の継続に固執する
・「白骨街道」と呼ばれた撤退路(遅すぎた作戦中止の判断)
・ 作戦の責任を転嫁する上層部
上記は「GoToトラベル」のことではありませんよ、
NHKスペシャル「無謀と言われたインパール作戦 戦慄の記憶」
の内容(サマリー)です。
コロナ対策は、この悲劇を繰り返しませんように!