Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

坂の上の雲

幸か不幸かまとった時間が取れるので、

坂の上の雲 全7巻」(司馬遼太郎)を読むことにした。


坂の上の雲 <新装版> 1   坂の上の雲 <新装版> 1


前回読んだのは、大学受験の浪人生時代だった。


主人公の一人秋山真之が、大学予備門に通いながら、自分の将来を悩み、

海軍に入りを決心し、やがて近代日本の礎を築く偉業を成し遂げた。

この真之の姿に、当時の私は猛烈に感動するとともに、

浪人生という自分をダブらせて、自分の将来を思い描いた。


・・・俺も軍人になるか・・・(全く単純である)


坂の上の雲」は、私にとって、無限の夢が溢れる時代に、

夢を大きく膨らませてくれた、運命的な本であった。


あれから、二十数年・・・

若輩ではあるが、人生の年数だけは重ねてきた、

今回、「坂の上の雲」から、どんな感想・刺激を受けることができるのだろうか?


早速、1巻から読み始めた  

           ・・・・・ これがまた面白い。