秘録・日本国防軍クーデター計画

この物語の主人公は服部卓四郎。終戦時の帝国陸軍大佐。

終戦後はGHQ参謀第２部（G2)のもとで太平洋戦争戦史編纂に協力した。

その後、日本再軍備研究のための「服部機関」を発足し、その長となる。

服部機関は軍中央の要職についた経験のある中佐級、大佐級の人材で構成された。

1950年。自衛隊の前身である警察予備隊の創設時に

幕僚長に任じられる予定であったが、マッカーサー、首相吉田茂の

公職追放された人物は採用しないという政治判断で実現しなかった。

秘録・日本国防軍クーデター計画

1952年（昭和27年）10月31日付のCIA文書によると、

服部卓四郎らは、吉田首相を暗殺し、民主党の鳩山一郎を首相に据える計画を立てた。

しかし、辻政信らに説得されクーデターを思いとどまった。

まだ、読み始めたばかり・・・・