書泉グランデで面陳列となっていたので購入。
著者は幕末日本(1866〜1870)に滞在したイギリスの外交官
ミッドフォード(滞在時は公使館書記官)。
- 作者: アルジャーノン・B・ミットフォード,長岡祥三
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/10/09
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この時代を外国人の目から見た記述は多く、
日本史で見聞きするのとは違った意味で興味深い。
この時代で有名なのはイギリス人のアーネスト・サトウ。
彼は「外交官の見た明治維新」など数々の著書を残す。
本書にもアーネスト・サトウは著者の同僚として登場する。
高校時代、朝日新聞の夕刊にアーネスト・サトウを主人公
とした新聞小説「遠い崖―サトウ日記抄」が連載されていた。
小生は司馬遼太郎小説の影響もあり、毎日欠かさず読んでいた。
そんなある日、家の新聞が読売新聞に変わった。
「なんでや?」(両親に聞く)
「巨人戦のチケットくれるっていうから
3カ月だけ読売新聞をとることにした」
「・・・」
連載小説は無残にも読めなくなった。
しかし、それを聞いた友人が毎日
新聞を切り抜いてきてくれた。本当に有り難かった。
本書を読みながら、そんなことを思い出した。
旅立ち 遠い崖1 アーネスト・サトウ日記抄 (朝日文庫 (は29-1))
- 作者: 萩原延壽
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2007/10/10
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