ついに春の高校野球も中止になった。
昨今の状況を考えると甲子園だけを特別視することは
難しいだろう。野球に限らずあらゆる競技選手の
気持ちを思うと同情を禁じ得ない。
ここ2,3日のWHO動向を見ると東京オリンピックさえ
雲行きが怪しくなってきた・・・。とてもプロ野球、
Jリーグなどとは言っていられない。
球春を待ちながら、ビジネス雑誌に書評の載っていた本を読むことに。
「なぜ日本人メジャーリーガーにはパ出身者が多いのか」
野茂、イチロー、松坂、城島、ダルビッシュ、田中、太谷、菊池・・
といっても本書の主題はメジャーリーガーではない。
主題は「セパ格差の要因をデータで証明する」ことにある。
その内容は選手、ルール、監督采配、球場、補強と育成、
スカウティング、はてはドラフトのくじ運まで多岐にわたる。
(著者は野球評論家の「お股ニキ」さん)
「同じプロ野球なのに、なんでこんなに差がついちゃったのかね~」
この素朴な疑問に納得のいく解が得られるか?
さあ、読み始めよう。