水曜日のダウンタウンが相変わらず攻めている。
現在のコンプライアンス重視を逆手に取った企画
「罰ゲームの為に特別な訓練の講習を開催しても
昨今の状況なら受け入れちゃう説」(8/24OA)
に大笑いした。
特別な訓練を受けたタレントのみ」とし、特別な訓練を受けた
タレントに「罰ゲーム免許」を発行すると発表。
そのニセ講習会に、ターゲットのパンサー尾形、ジャングルポケットの
おたけ、ガンバレルーヤ・よしこの三人がドッキリとは知らずに参加する。
このドッキリの仕掛けがハンパではない。
冒頭には吉本興業の藤原社長が挨拶し、真剣に「昨今のバラエティー
番組を取り巻く状況を語る」。講師は弁護士の先生(風)とスタントの
インストラクター。カリキュラムもしっかり組まれ、自動車教習所風の
罰ゲームでの悲劇の事例ビデオを流される。
なにより受講の中には、フットボールアワー後藤のような大物も
参加し、身体を張ってタライ、電気ビリビリ、熱々おでんの
講習を受けている・・・。
ここまで徹底されては、誰でも騙されてしまう。
講習を受けると
「罰ゲーム安全取扱者免許証」が交付される。種類の欄に
「タライ」「電気」「おでん90°C」「ワサビ」と書かれている(笑)。
これらの罰ゲームでの対応可能ということらしい。
この徹底したこだわりぶりが、
藤井健太郎の「悪意とこだわりの演出術」であり
水曜日のダウンタウンの笑いの源泉である。
この笑い、割と好きなんだけどな~。