Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

高校時代の同期会

久々に高校時代の親友5人と忘年会。

5人全員が揃うのは8年ぶりぐらい。

場所は私の体調を気づかってくれて国分寺となった。

 

久々に集まっての話は、歳相応と言えばそうなのだが、

今まで話してきたような内容とは少し違った。

話は身につまされる内容ばかりだった。時にこの場から

逃げ出したくなるような場面もあった。

 

 

三菱UFJ信託銀行のCM(中井貴一真田広之柳沢慎吾

のように近況を話しながら、悩みを相談しながら、各自が今まで

歩んできた道の一端を初めて詳しく知ったのだった。

 

・孫が三人いて、可愛くて可愛くて仕方がない。

・子どもがまだ10歳なのであと最低10年は働かなければ。

・10日前に母親を亡くした。

・一昨年、最愛の息子さん(大学生)を亡くした。

・親が生きているのは、5人中私一人だった。

・娘さんが離婚してシングルマザーで家に戻っている。

・関連会社の社長として四国に単身赴任中。時期未定。

・本家をお墓を移設して一緒に供養したいが、費用がかかる。

・60歳の定年でいったん今の仕事は辞めて、気楽に働きたい。

・父親が亡くなった後、姉と分割相続をおこなった。

・「いつまで働くの? 好きなことやろうよ!

  我々に残された時間は限られているだよ」

 

今まで馬鹿話か遊び話しかししてこなかった仲間から

このような話が出てきて、正直ショックだった。

(ショックという感じとは少し違う)

とともに、こうゆう問題に真正面から相対していかねば

ならないという現実を突きつけられた。

 

※お金の話と病気の話が少なかったのは救いだったか。

 



このままでいいのだろうか?

いや、そうは言っても何をどうすればいいんだ?

焦ってばかりでもいいことはない・・・

 

いろいろと考えるところの多い同期会だった。

夜も更けて久々に深夜の中央線で帰途に就く。

電車の中吊り広告が箱根駅伝の襷だった。(毎年恒例)

 

明日は大晦日。もう正月だ。