志の輔師匠の5番弟子で二つ目の
「立川志の彦」さんの落語会に学芸大学の千本櫻ホールへ。
千本櫻ホールと言えば20代の頃に小劇団を散々観た
小劇場。来るのは優に20年以上ぶり。
全然変わっていないことに驚く。
会場はイス席で約50席。満員だった。
一席目は「転宅」。まあまあ面白かった。
次にゲストの春風亭柳枝さんが登場。
物凄くパワフルな「棒鱈」を演じて真打としての格の違いを
見せつけ?・・・仲入り
と思ったが、仲入り後の志の彦さんは、
ニュースで話題の「美人局」のマクラから、柳枝さんに
対抗するようにパワフルな「居残り佐平治」を演じた。
これはよかった。
厳しい師匠のもとで鍛えられているからか
志の輔師匠のお弟子さんたちは、上手い+αが感じられる。
それは師匠の背中を見ているからだろう・・・
上手いと売れるは決して比例しない。
練習して売れるものでもない・・・
あの手この手でセルフプロデュースし、
自分を売り込んでチャンスを自分で掴むしかない。
それは師匠:志の輔さんが歩んできた道そのものだから。
頑張って欲しいね。