64年前の8月15日も、ひどく暑かったそうだ。
”日本のいちばん長い日”とは、
昭和天皇・鈴木首相・閣僚等が御前会議において降伏を決定した
1945年(昭和20年) 8月14日 12:00 から
1945年(昭和20年) 8月15日 12:00 までの 24時間を意味する。
苦悩する政府首脳。陸軍将校の暴発・クーデター未遂(8.15宮城事件)。
海軍厚木航空隊の反乱。阿南陸相の割腹自殺・・・。
それらは、大日本帝国最後の断末魔であった。
”国体の護持”を声高に叫ぶ。
「国があるから国民がいるのか」、「国民がいるから国があるのか」
300万人以上の犠牲を伴う、国体の護持っていったい何なのだろうか?
”国体あって国民なし。”
この教訓は是非、継承していかねばなるまい。
この映画のキャスト陣は、おそろしく豪華だ。
流石、東宝創立35周年映画だ。