戦場のトイレ

なぜかうちの会社でトイレ工事が一斉に始まった。

なんでも12月中旬までトイレが閉鎖されるらしい。　

そうなると、どう考えてもトイレの絶対数が足りないと思う。

ざっとシミュレーションしてみると

・６F　従業員約六百人　＋　来客非常に多し （トレイ2.5箇所）→　1箇所閉鎖

・７Ｆ 従業員約ニ百人　　 （トイレ1.5箇所）→　1箇所閉鎖

・５Ｆ 従業員約二百人　　 （トイレ1.5箇所）　→　1箇所閉鎖

※従業員数はかなり適当ですが・・・。

参考：労働基準法　第628条（便所）

　　１　男子用と女子用に区別すること。

　　２　男子用大便所の便房の数は、60人/個以上

　　３　男子用小便所の箇所数は、30人/個以上

　　４　女子用便所の便房の数は、20人/個以上

※トイレ工事中の我が社（5F、6F、7F）のトレイ数を計算してみると

　　男子大　76人/個、　男子小　76人/個、　　女子　40人/個

　他のフロアーに行けばトイレがあることを考えても、　やはり少ない・・・。

タラワ1943―形勢の転換点 (オスプレイ・ミリタリー・シリーズ―世界の戦場イラストレイテッド)

第二次大戦時、アメリカ軍はタラワ島の日本軍の守備隊兵力を算出するのに

航空写真に写るトイレの数から、兵力を正確に算出したという話を聞いたことがある。

大日本陸軍は、一個の便所を何人で使わせるかが定められてので、便所の数で兵力が特定できた。

この特定があまりにも正確だったので、「（情報部の）主任参謀シャウプ中佐は

“第二次世界大戦中に撮影された最上の写真”だといった」そうだ。

さすがの帝国陸軍も気合いでは、我慢できなかっただろう。

まして我が社では・・・

12月中旬までは、朝は戦場だ。