Makotsu Garage

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本当は謎がない「古代史」

私は無類の日本史好き。

一番好きなのは「幕末〜西南戦争」、

その次は「日露戦争前〜太平洋戦争終戦」、

そして、3番目がいわゆる古代史。


古代史は、聖徳太子より以前の評価が曖昧な時代がいい。

このあたりは様々な仮説が、面白可笑しく語られている。

確実な証拠がない為、言ったもん勝ちな感もある。


「日本人は単一民族か?」「先祖は弥生人か、縄文人か?」「神武東征はあったのか?」

欠史八代はどうなの?」「邪馬台国は九州?近畿?」「卑弥呼は神功皇太后だった?」

騎馬民族は日本に来たのか?」「天皇家万世一系ではなく、王朝交代があった」

記紀以外の古史古伝は、何を物語る?」・・・・・。


そんなミステリー感覚で、書店店頭で目に付く古代史の本を買ってしまう。



本当は謎がない「古代史」 (SB新書)   本当は謎がない「古代史」 (SB新書)


この本の魅力は、言い切り、決めつけだ。

古代史は言い切りが決めつけが肝心。

あーでもない、こーでもないと消去法で学術的な仮説を述べられても、

我々素人には、正直辛い・・・。


この分野を少し進むと「歴史読本」(新人物往来社)に行き。


歴史読本 2009年 08月号 [雑誌]   歴史読本 2009年 08月号 [雑誌]


もっと行きつくと「ムー」(学研)になる。

さすがに、私もここまでには至っていない。


封印された日本古代史ミステリー―日本史の通説がくつがえる50の真説   封印された日本古代史ミステリー―日本史の通説がくつがえる50の真説