私は無類の日本史好き。
一番好きなのは「幕末〜西南戦争」、
そして、3番目がいわゆる古代史。
古代史は、聖徳太子より以前の評価が曖昧な時代がいい。
このあたりは様々な仮説が、面白可笑しく語られている。
確実な証拠がない為、言ったもん勝ちな感もある。
「日本人は単一民族か?」「先祖は弥生人か、縄文人か?」「神武東征はあったのか?」
「欠史八代はどうなの?」「邪馬台国は九州?近畿?」「卑弥呼は神功皇太后だった?」
「騎馬民族は日本に来たのか?」「天皇家は万世一系ではなく、王朝交代があった」
そんなミステリー感覚で、書店店頭で目に付く古代史の本を買ってしまう。
この本の魅力は、言い切り、決めつけだ。
古代史は言い切りが決めつけが肝心。
あーでもない、こーでもないと消去法で学術的な仮説を述べられても、
我々素人には、正直辛い・・・。
もっと行きつくと「ムー」(学研)になる。
さすがに、私もここまでには至っていない。
封印された日本古代史ミステリー―日本史の通説がくつがえる50の真説