その昔、「松田優作-炎静かに」(1990年刊行)を読んだときに
知り愕然とした。優作が亡くなってから1年後のことだった。
6/9、NHKのアナザーストーリーで「松田優作”ブラック・レイン”に
刻んだ命」が放送された。インタビューに答えた面々が超豪華。
下北沢レディージェーンのマスター・・・。
その証言は生々しく、この映画(ハリウッド進出)に賭ける優作の意気込みが
ヒシヒシと伝わるだけに、だけに早世(享年40歳)が誠に惜しまれる。
前にも見たことはあったが、ブラックレインの
オーディション時の映像も流れた。
初めて知ったのだが、オーディションで最後に残ったメンバーは
さもありなん。納得の人選だ、
欲を言えば4人4様のヤクザ「佐藤」を見てみたかった。
(既に小林薫を除く3人は鬼籍に入り、4人のうち2人が劇団状況劇場出身)
私はリドリー・スコットの映画「ブレードランナー」が大好きだ。
だからという訳ではないが、松田優作 脚本・監督の映画
「ア・ホーマンス」もかなり好きだ。(DVDも持っている)
正直、あまり世間の評判は高くない作品だが、私は何故か惹かれる。
の美しいメロディーが、松田優作の雄姿を私の中に蘇えさせる。