我々の世代は「リドリー・スコット」という名前に弱い・・
いやある種のリスペクトを常に持っている。
「ナポレオン」監督リドリー・スコット
観よう観ようと思っているうちに時が過ぎた。
気が付くと上映スケジュールもほとんどが1日1上映のみ。
やはり‥入りが悪いのか?
あまりこの作品の評判を聞かないし・・・。
トゥーロン要塞攻撃から、セントへレナ島での最期まで。
まるで2時間の大河ドラマも観ているようだった。
それ以上でもそれ以下でもなかった。
戦場のシーンは圧巻だった。
特にナポレオンの命運が尽きたワーテルローの戦いの
シーンは凄い迫力だった。でもなぜか歩兵、騎兵の
突撃シーンが長篠の戦いに見えてきた。
ナポレオンは何のために戦ったのか?
フランス国家の為か、フランス人民の為か、
自分の栄誉の為か、ジョセフィーヌの為か・・・・
ただ軍人としての使命に忠実なだけだったのか?
映画では全く読めない人物だ。
映画の副題 英雄なのか?悪魔なのか?・・・
悪魔ではなさそうだ。