2024年の初笑いは、東京芸術劇場での
「新春談笑ショー'24」(立川談笑一門会)。
22年のNHK新人落語大賞を満点で優勝、真打昇進も決まった吉笑。
相席スタート「山崎ケイ」さんの旦那、談洲。
驚異の開口一番、笑えもん。・・・等々かなり個性的で
粒揃いの談笑一門。見るのが楽しみだった。
幕開きとともに談笑師匠が板付でご挨拶。(ちょっとビックリ)
被災地で苦しんでいる人を間接的ではあるが笑いで後押ししたい・・・
と新春談笑ショーの開幕を宣言した。
なんと落語は三席「笑えもん。吉笑。談笑」のみだった。
おまけに談笑さんは「時そば」(落語聞きに来たのに・・)
仲入後は、漫才(笑二、談洲)と大喜利。
漫才と大喜利はグダグダ感が否めなかったが、かなり笑えた。
全体として談笑一門の中の良さ、人間味の溢れたステージだった。
ましてや談春一門とは真逆?、なんとなく昇太一門に近い感じだろうか・・・
みな伸び伸びと育っている。
やはり「吉笑」は華があり目立つ。笑いのIQが高そうだ。
「笑えもん」は落語では堂々としているが、一転大喜利となると
無口で人見知り?シャイで大丈夫か?と心配させられる。
(まだ、前座から二つ目に上がったばかりだし)
「談洲」は頭の回転が速く、笑いの感がいい。是非落語が見ていたい。
そして立川流四天王の一画「談笑師匠」はデカイ(身体が)。
そして小ネタが多く、その一つ一つがブラックでマニアックに刺さる。
このあたりは私好みの噺家だ。
マニアックな意味で談笑一門の今後に注目している。
会場で談笑師匠の新刊「令和版 現代落語論」」を販売していたので
購入し、サインをしてもらう。近くで見る談笑師匠はやはりデカかった。
(身体が)