叔父が亡くなった。
前から病気療養中だったのだが、こんなに早く
亡くなるとは・・・あまりに突然のことだった。
朝一番、親戚から「かなり容体が悪いのですぐに来てくれ」
と連絡があり、急いで病院に向かった。
車で病院までの 約40分。その間の心模様と言ったら、
どう表現していいかわからない。こんなことは
一生のうちに何度もある状況ではないので。
病院に着く直前に親戚から電話が入った。
「容体が落ち着いた。大丈夫だ。」
心から安堵した。ホッとして全身の力が抜けた。
病院に着くとおじさんは横になっていたが意識は
しっかりしており、「すまんな~見舞いに来てくれて」
と会話も出来た。・・・それが最後の会話だった。
叔父さんの落ち着いた姿を見て安堵して家に帰る。
「やれやれ一安心」と用事を済ましていた。
午後3時。親戚より電話があった。
「叔父さんが亡くなった」
えっ・・・!? 慌てて病院に向かう。
今度の40分は長かった。永遠に病院に着きたくない
という気持ちも大きかったのだろう。
病院に着き叔父に対面する・・・
さっきまで元気だったのに、変わり果てていた。
ほんの僅かな時間の間に・・・
あまりにも突然のことだった。
まだ、ちょっと呆然としている・・・
それから葬儀社さんへ行き、葬儀一切の段取りを決めて
夜間に帰宅。ここで少し落ち着いた。
あまりにも長い一日だった。