Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

立川志らく 落語進化論

7月になってしまった。 暑い・・・。

おまけに仕事が忙しい!

株主総会に伴う人事異動で、我が職場のマネジャー職が

減員となった。荒っぽく言えば二人分の仕事を一人で

やれということ。  慣れるまでは大変だ・・・


  立川志らく


6月26日に「立川志らく独演会」(三鷹市芸術文化センター)を聞いた。

立川談志をして「志らくは俺と同じでやがて狂う、あとまあ十年で狂うな」

と言わせ、現在最も談志のDNAを受け継ぐ噺家だ。


私が最も興味のある噺家だが、チケットが取れない・・・。

志らくを見るのはこの日が2回目。

その割に著書は、

  ・立川流鎖国論

  ・雨ン中の、らくだ

  ・全身落語家読本 (新潮選書)


と三冊の著作を読んでおり、私での中の志らく像は膨らむばかり。


この日の演目は、「松竹梅」「湯屋番」「妾馬」



上手い。しかしそれだけではない。

この噺家には”伸びしろ”がどれだけあるのだろうか?

志らくは、まだ40代後半。

談志が円熟期を迎えた60代まで、丸十年以上!

今後に目が離せない。


とても2回見ただけでは消化できないが、

私が最も好きな噺家であることは確信した。



終演後のサイン会でサインをもらう。

正直嬉しかった。