朝、会社で同僚に
「エライことになりましたね。」 「何が?」 「朝日新聞の朝刊ですよ。」
昨夜は12時過ぎまで飲んでいて、終電で帰ってきた・・・
とても朝刊を読んでいる時間は無かった。
「たしかにエライことになっていた」
出版物の電子化を進めるために、国内の出版業界が連携して来月2日に設立する新会社
総額150億円を出資することがわかった。
出版デジタル機構には、講談社、小学館、集英社の大手3社を中心とする複数の出版社と、
大日本印刷、凸版印刷が、計約20億円の出資を予定している。総額170億円の資本金
(資本準備金を含む)のうち約90%を産業革新機構が出資して最大の株主となる。
出版デジタル機構の設立には既に、年間出版点数の50%以上を占める大小の出版社が
賛同を表明している。
社長は、東京電機大学出版局長の植村八潮氏。
参加社の面子、国が150億円出資するという資本金は、
明らかに”電子書籍勝ち組”の連合軍!
まるで「放送&電波行政」= 国家主導の護送船団方式だ。
これで電子書籍のインフラ利権はガッチリと一部勝ち組に抑えられた。
- 出版社/メーカー: 洋泉社
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この新会社の設立が電子書籍を加速度的に普及させるトリガーとなるのか?
またもや、私の会社は蚊帳の外。
このままアンシャン・レジューム(旧体制・旧秩序)に殉ずるのか・・・