Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

落語・講談・演芸

文春落語 柳家喬太郎 × 坂本頼光(活動写真弁士)

今回の文春落語は「柳家喬太郎×坂本頼光(活動写真弁士)」これは凄い! すぐに配信チケットを購入した。 坂本頼光(活動写真家)を初めて知ったのは、神田伯山のYouTube 「神田伯山ティービー」でのこと。 新宿末廣亭での「六代目神田伯山 真打昇進披露興行…

柳家喬太郎のイレブン寄席(SWA-1)

「おっと天下の日大事!」の興奮が冷めやらぬ日曜日。 2018年に番組が終了した「柳家喬太郎イレブン寄席」が なぜか一日だけ復活放送されるという。その上、新作落語の特集で ゲストが三遊亭白鳥、林家彦いち・・・と豪華! なるほど7/26-28までSWA(創作話…

第五回 オール日芸寄席 おっと天下の日大事!

有楽町よみうりホールで 「オール日芸寄席 おっと天下の日大事」を観に行く。 ゲストは、宮藤官九郎、爆笑問題田中ときて、今回は 「裏口入学問題」の裁判が決着した爆笑問題太田光。 いよいよラスボスの登場だ。 (演目) ・柳家喬太郎「ウルトラのつる」 …

すなっくらんどぞめき

昨日の柳家喬太郎独演会で聞いた 新作落語「すなっくらんどぞめき」が見事だった。 この話は古典落語「二階ぞめき」をモチーフにしている。 毎晩吉原へ通う若旦那、それに怒り勘当すると言い出す主人(父親)。 困った番頭が若旦那に注意しに行くと、「吉原…

柳家喬太郎独演会 第111回所沢寄席

友人のTさんに誘われて所沢寄席に行く。今回は 「柳家喬太郎 独演会」。久々の喬太郎さんで楽しみだ。 感想から言うと、 ここ数年で「ベスト5」に入る素晴らしい落語会だった。 やなり柳家喬太郎、只者ではなかった。 まさに「怪演」という言葉がふさわしい…

富山弁

友人との待ち合わせ場所「てるてる亭」に到着。 富山行きの目的は「てるてる亭」で毎月開催される 「志の輔のこころみ」(立川志の輔の落語会)を観ること。 5年ぶりの「てるてる亭」!。2年ぶりの友人との再会!。 テンションは上がるが、5時間の運転疲れ、…

選挙告示日に落選の報

参議院議員選挙が告示され、街中が急に騒がしくなった。 そんな日に落選の報が相次いで届いた。 落選と言っても落語、お笑い単独ライブのチケット予約抽選の落選だ。 まずは、往復ハガキで応募していた 三鷹の「立川志の輔独演会」チケット購入予約抽選。 私…

映画「大河への道」

ようやく映画「大河への道」を観ることができた。 どうしても落語と比較してしまうので、評価は厳しくなるが、 まずます面白かった。 シナリオ作家というのは、ここまで作品、登場人物を 増やし膨らますのか・・・と感心する。 クライマックス江戸城大広間の…

荻窪・寄港地に立ち寄る

出版業界では有名な荻窪の「寄港地」に初めてお邪魔した。 マスターはKADOKAWA(角川書店)OBのEさん。 Eさんは大学の先輩でもあり、高校の先輩でもあった。 FaceBook友達の多くもこの店の常連で、私が行ったことない というのが周りから見れば不思議がられ…

あっぱれ!明治座名人芸

高田文夫先生がまた明治座でイベントを仕掛ける。 「あっぱれ!明治座名人芸」(8/19~8/21) 落語、漫才、講談、ラジオと高田先生チョイスの名人は、 珠玉のラインナップ。特に漫才(関東漫才)は! 早速チケットを予約した。もちろん予約したのは、8/20の …

志の輔 no にぎわい(横浜にぎわい座)

野毛にある「横浜にぎわい座」20周年記念公演 「志の輔 no にぎわい」3daysの千秋楽に足を運ぶ。 20年前から独演会をやっている志の輔さんにとって、 ひとかたならぬ思い入れが、その高座から感じられた。 この公演、PARCO公演に並ぶぐらい素晴らしかった! …

チケット取れない SWAクリエイティブツアー

今日からSWAクリエイティブツアーがはじまる。 しかしチケットは全く取れない。 SWA(創作話芸アソシエーション) メンバー:春風亭昇太、柳家喬太郎、三遊亭白鳥、林家彦いち 志の輔さんと並んでSWAは私が大好きな落語。 その理由は、ともに演劇の匂いがぷ…

エポック中原 立川志の輔独演会

今週はもう一回、志の輔さんの独演会へ。 エポック中原(川崎市中原区)での「立川志の輔独演会」 本来は昨年の9月27日開催の予定が、オミクロン株の流行で 年を跨ぎ 3月17日の振り替え公演となった。 エポック中原には初めて来た。 南武線の武蔵中原駅に直…

「ゴドーを待ちながら」三度(みたび)

3/16 TBSラジオ「アフター6ジャンクション」の特集はタイトルが長い 「演劇史に残る古典「ゴドーを待ちながら」を解説してくれる人を ずっと待っていた! 今こそ劇作家「サミュエル・ベケット」 について教わろう特集 by岡室美奈子」 これは必聴だ。 演劇を…

文化放送開局70周年記念「立川志の輔独演会」

志の輔さんと文化放送の歴史は長い。 今では考えられないが、1990年から96年まで昼のワイド番組の パーソナリティを務めていた。それが 「志の輔ラジオ 気分がいい!」(月~金 9:00~11:00)。 その後も「志の輔ラジオ 土曜がいい!」(2003年~07年) 「龍…

俺たちの円楽党 Ⅲ

関東の落語界は4つの団体に分かれている。 落語協会、落語芸術協会、落語立川流、円楽党。 (関西には上方落語協会) これらの団体は分裂、吸収、分裂というプロレスのような 歴史を経て現在に至る。 昭和プロレスに例えれば、落語協会、落語芸術協会が全日…

行けなかった「立川志の輔独演会」

3月4日に横浜関内ホールでの「立川志の輔独演会」に 行く予定だったが、急な仕事で行けなくなってしまった。 残念・・・ 後で友人から演目を聞いて・・・愕然 しまった「紺屋高尾」だったのか・・・ おまけに聞いたことのない「たけのこ」 おまけに玉川大福…

立川志の春、三山ひろし二人会

立川志の輔さんの三番弟子で昨年真打に昇進した 「立川志の春」さんに注目してる。 その輝かしい経歴※ が先行して注目されていたが、 ここへきて実力も伴ってきている。 落語はもちろん上手いのだが、それよりなにより スケールの大きさを感じさせてくれる噺…

一般社団法人「漫才協会」緊急理事会?

今日の昼は高田先生&ナイツのビバリー昼ズ。 ひな祭りトークをすごいスピードでたたみかける。 ・お代理様=鈴木拓(ドランクドラゴン) ・3人患者=アントニオ猪木ほか ・5人林=林修ほか 73歳にしてこの頭の回転の速さ・・・ 一体何を食ってるんだ? 「オ…

神田伯山独演会 at 三鷹市公会堂 光のホール

またまたエライものを見せられてしまった。 神田伯山は本当に只者ではない、いやいったい何者なんだ? この先どこまで高みに上りつめるのか・・・ 六代目神田伯山と同時代に生き、生で見られる幸せよ。 席は3列目47番。非常にいい席だ。 「前半はほんのりと2…

ガッテンできる毎日を! ガッテン!

27年間続いた「ためしてガッテン!」が最終回。 視聴率の悪くない長寿番組の終了は、いろいろと憶測が飛び交う。 そんな中での最終回。志の輔師匠が何を語るのか・・・ 否が応でも注目が集まった。 結論から言うと 普段の放送と全く変わらない最終回だった。…

五たび「大河への道」(志の輔らくご)

「大事なことだからもう一度言います。」と言うがごとく 「大事な芝居だからもう一度観に行った。」 今回2度目の志の輔PARCO。もちろんお目当ては「大河への道」。 「大河への道」を観るのは5回目となる。 この作品は「中村仲蔵」とならび私の落語ベスト演…

志の輔らくご 40TH ANNIVERSARY in PARCO

i2年振りの「志の輔らくご」PARCO開催。 この状況なので観れただけでも幸せだ。 やはり例年とは、かなり雰囲気が違う。 ロビーの正月飾りはなく、物販も最小限。 観客の笑いや拍手も遠慮がち・・静かなPARCO公演だった。 しかし志の輔さんの熱演は変わらない…

桂宮治初登場!

御嶽海が横綱・照ノ富士を敗って二回目の優勝。 巴戦が無くなったおかげで、心置きなくチャンネルを日本テレビに。 そう今日の笑点は、桂宮治の大喜利デビュー。 桂宮治(45歳)。 前々からその実力は折り紙付きだった。 落語芸術協会では会長の「春風亭昇太…

笑点論2022

1/15の深夜。津波警報を見ながら「東京ポッド許可局」(TBSラジオ)を聴く。 「笑点について語ろうじゃありませんか」とプチ鹿島さんが口火を切った。 「笑点論2022」・・・これは楽しみだ! もちろんまずは、林家三平の降板報道について 「1度も座布団10枚…

人生のBGMはラジオがちょうどいい

すごく心地のいいエッセイだった 著者は落語家の春風亭一之輔。 「今もっともチケットの取れない落語家」が一体何人いるのか 知らないが・・間違いなくそのグループに属する落語家だ。 一之輔がこんなにラジオ好きだとは知らなかった。 幼少期から現在まで。…

第四回 オール日芸寄席 おっと天下の日大事

日大芸術学部落研および学部出身者(中退含む)による 「オール日大寄席 おっと天下の日大事」も4回目を数える。 前回は配信で観たが、今回は「よみうりホール」でLIVE鑑賞。 日大、田中理事長の書類送検、前日に爆笑問題太田光の 裏口入学二審判決とこれ以…

三宅裕司70歳記念落語会

明治大学落語研究会には大名跡がある 「紫紺亭 志い朝」(しこんてい しいちょう) 落研代々の実力者がこの名跡を引き継いでいく。 この名跡が三代にわたり奇跡ともいえる人材を輩出した。 ・四代目 紫紺亭 志い朝 (三宅裕司) ・五代目 紫紺亭 志い朝 (立…

中村仲蔵 出世階段(忠臣蔵狂詩曲 No.5)後編

いやぁ~ 後編も最高だった。 このドラマの勝因は、1にキャスティング。 2に舞台美術。3,4がなくて、5に演出・・・と私は見た。 ホンモノの歌舞伎役者(勘九郎、七之助、松也)が演じる 動きは美しさ、そして他佇まい、見栄・・・普段のドラマとは別次元…

志の輔らくご 渋谷の正月に復活

今日のブログは、Netflixで全世界独占配信が始まった 「浅草キッド」を書くしかない・・・と準備していたが、 朝日新聞の夕刊に「志の輔らくご 渋谷の正月に復活」が大きく 載っていたのでこちらを取ってしまった。 今週は落語ネタが続いたが、私の落語観の …