Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

本・雑誌(既刊)

終戦記念日を前に 戦争を知り、戦争を考える1冊

終戦記念日を前に、TBSラジオ「荻上チキsession」で、 「戦争について考えるキッカケとなる本」をゲストの3人が紹介した。 このゲストたちの話術が良くて、本の魅力を存分に伝えてくれた。 全ての本が読みたくなってしまった。 www.tbsradio.jp (漫画家・今…

久保建英の涙

東京五輪サッカー3位決定戦。日本VSメキシコ。 1-3・・・悔しいが完敗だった。 53年振りの五輪サッカー銅メダル。アップデートの チャンスは三度跳ね返された。考えてみると今回の3位決定戦は 因縁のシチュエーションであった。 日本サッカーが銅メダルを…

2年振りの「牡丹灯籠」(志の輔らくご)

2年振りの 志の輔らくご「牡丹灯籠」 やはり傑作だ! 毎年夏に本多劇場で聞いてた演目が、昨年はコロナ禍で中止となった。 その2年分の想いが 、聞く我々にも籠っていたはずだ。 いつになく充実できた2時間50分の「牡丹灯籠」だった。 今回は仕事帰りではな…

映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」

友人のKさんから強力に勧められた映画「ザ・ファブル」。 Kさんは元役者なので演劇・映画についての眼力は黒帯!。 まず、ハズレはない。そのKさんを何度も映画館に足を運ばせる 「ザ・ファブル」とは・・・ Kさんからのメッセージは 「必ず1をAmazon P…

安西水丸展(世田谷文学館) 

楽しみにしていた「安西水丸展」(世田谷文学館)に行く。 行って思った。「あと2回は来よう!」。 安西水丸さんは大好きなイラストレーターだった。(2014年没) 世代的には、ガロ、ビックリハウス系から入り、職業柄では多くの 本の装丁(特に村上春樹)…

じゅん散歩 西八王子

今日の「じゅん散歩」( テレビ朝日)が、 地元「西八王子」だったので録画しておいた。 前回「じゅん散歩」で西八王子が取り上げられたのは2016年9月。 紹介する店があまりにも駅に近く、地元民にとって普通の店過ぎて 驚いた記憶がある。なんたって取材の…

偉大なる未熟者(13年振りの爆笑問題)

クイックジャパン13年振りの「爆笑問題」特集。 前号も蔵書しているので読み比べてみる。 爆笑問題の基本スタンス、立ち位置がほとんど変わっていない ことに驚く。雑誌のロングインタビューは、テレビ、ラジオ より格段に二人の内面を醸し出してくれる。 ク…

李麗仙

「アングラの女王」という見出しで李麗仙さんの訃報が流れた。 はじめて李さんを見たのは、大河ドラマ「黄金の日日」(1978)だった。 唐十郎、李麗仙、根津甚八の状況劇場組は、日曜八時のドラマには 子ども心にも異質に映った。 1982年。大学に入学した途…

いい面構え。

サッカーもいいが、野球も面白い! ナンバー表紙のタイガーズ佐藤輝明の存在感! とてもデビュー3か月のルーキーの面構えじゃない。 そしてバットでもしっかりと我々を魅了する。 こうゆう選手が出てくるとワクワクするね~。 ルーキーの野手がナンバーの表…

神田伯山先生 初体験

ついに「日本一チケットの取れない講談師」神田伯山先生を 体感することができた。(落語は師匠、講談は先生と呼ぶ) TBSラジオ「問わず語りの松之丞」を番組開始(2017年)から 聴いていた身にとっては、ついに・・・と感慨深いものがある。 が・・が・・・…

第90回「第一回!不幸歌合戦」

6/13の「ザ・カセットテープ・ミュージック」は 「第一回!不幸歌合戦」・・!? 企画出しの苦労がにじみ出ているな。 スージー鈴木さん曰く「最近は、とにかくカラ元気な曲が多すぎるので 不幸な歌にどっぷり浸かって頂きます」だって(笑)。 ・・・正直、…

「尊王攘夷は呪いの言葉」(大河ドラマ「晴天を衝け」)

全く期待していなかったのに、始まったら面白くてくぎ付け・・ これから始まる「東京オリンピック2020」のことではなくて、 大河ドラマ「晴天を衝け」のことだ。 今週も、平岡円四郎暗殺からの一橋慶喜の覚醒、そして禁門の変、 下関戦争・・と見どころ満載…

情熱大陸 フライフィッシャー

TBSテレビ情熱大陸はほとんど見ていないけれど、 今回は放送を楽しみに待った。「フライフィッシャー 渋谷直人」。 フライフィッシャーとはフライフィッシング(毛針で渓流魚を釣る)を する人のこと。 私も20年以上、渓流釣りをやっているが、もっぱら餌釣…

二代目古畑任三郎を探せ!

相変わらず古畑任三郎を見まくっている。 改めて見ても面白い。実に面白い。 堺正章、笑福亭鶴瓶、小堺一樹、風間杜夫、桃井かおり、福山雅治、 市川染五郎・・・なかなか「春峯堂(しゅんぽうどう)さん」 の回は越えられないが、どの回も犯人とのバトルは…

近場の釣りポイントはどこだ

順天堂病院の通院が思いのほか早く終わったので、 帰りに秋川に寄って竿を出してみる。 平日の午後に竿を垂れる・・・なんて贅沢な時間だ。 新しいロッドは5段折りたたみなので、42cmと短くなり、 ルアーとロッドをトートバックに入れて持ち歩ける。 これ…

相模湖でルアーの練習

先週に続き土日の天気は良さそうだ。 今日は、朝一番で植木屋さんが来て年一回の剪定作業。 それからウォーキング、昼食となかなか忙しい午前中を過ごし、 14時過ぎから友人とルアー釣りの練習に出かける。 クルマで30分も走れば相模湖に到着。 こうゆう時に…

はらぺこあおむし

絵本「はらぺこあおむし」の作者エリック・カールさんの 訃報が大きなニュースになった。多くの人がこの本に 「ファーストブック」として、幼少期に初めてかそれに近いタイミングで 触れ合ってると思う。また幼少期だけではなく世代を超えて親しまれて いる…

東京ポッド許可局「いいとも司会論」

4月から東京ポッド許可局の放送時間が土曜深夜26時と 非常に聞きづらくなった。(実際にはLIVEで聞くのは無理) 以前の月曜深夜24時はいい時間帯だった。 夜23時から玉さん(玉袋筋太郎)の「町中華で飲ろうぜ」を 見てから、文科系芸人のうんちく話、世間話…

JINー仁ー 江戸の街並み

ドラマ「JIN-仁ー」を見るのが止まらない。 平日は2話、休日は3話~4話を見る。とにかく面白い。 「JIN」について語りたい事は山ほどあるが、まず は 「江戸の街並み」について。 日本のタイムスリップモノと言えば、チープなSFセットを イメージしてし…

色褪せない古畑任三郎

ゴールデンウイーク中、日本映画専門チャンネルで再放送していた 「古畑任三郎」をたまたま見てしまった。(この”たまたま”が魅力的なのだ) 何度見ても実に面白い。細部まで非常によく出来ている。 「神は細部に宿る」 God is in the details. 芸術やデザイ…

JINー仁ー を観る。

友人のHさん強く勧められドラマ「JIN ー 仁 ー」を見はじめる。 このドラマは2009年と2011年にTBSで放送されていたらしい。 私は全く見たことがなかった。 もともと歴史ドラマ以外はあまり見ないし、 現代から江戸時代に タイムスリップというプロットが、な…

オリンピック作戦が発動される前に

オリンピック、パラリンピックの開催準備として ・感染選手の指定病院30か所程度 ・医療スタッフ1万人、看護師500人 を確保すると言っているそうな・・・狂っている。 緊急事態宣言下、感染の勢いは衰えず、いつ関東が医療逼迫に なってもおかしくない状況で…

徳川慶喜の側近

全然期待しなかったが、第一話から欠かさず観ているのが NHK大河ドラマ「晴天を衝け」。その原因は徳川慶喜(草彅剛)。 第一話の凛とした登場シーン(慶喜と栄一の出会う場面)、 あれを第一話に持ってくるところが憎い演出だ。 「渋沢栄一から見た徳川慶喜…

元号って何だ?

故合って「元号」の本を棚から一掴みして ぱらぱらと眺めている・・・「元号ってなんだ?」 元号って何だ?: 今日から話せる247回の改元舞台裏 (小学館新書) 作者:青銅, 藤井 発売日: 2019/02/01 メディア: 新書 元号 年号から読み解く日本史 (文春新書) 作者…

「大人のハッピーセット」

版元D社のKさんが送ってくれた「大人のハッピーセット」。 Kさんの蔵書の中から私の嗜好に会った本、雑誌、DVDを 詰め合わせにしてプレゼントしてくれた。 落語、演芸、お笑い、釣り、音楽、プロレス・・・ それも入手の難しいレア本が多い。 嬉しいな~。 1…

ZINEを創ります・・

このブログをもとにZINE(ジン:個人で制作する冊子)を創ろうと考えた。 はてなブログも対応してる「ブログ製本サービス」を利用すれば 簡単に創れる。ちなみに「同人誌」と「ZINE(ジン)」の違いは・・ (同人誌) ・日本で発展。・二次創作を含む。・イ…

ところざわサクラタウンに行ってみた。その二

・・・つづき ブックストリートを抜けると、角川武蔵野ミュージアムのメインというべき、 高さ8m360度の空間「本棚劇場」がある。 これは圧巻だった。 圧巻の本棚を埋める5万冊の本は、角川源義(角川書店創業者)、 山本健吉、竹内理三、外間守善などKADOK…

ところざわサクラタウンに行ってみた。その一

先々週のとある平日。念願だった「ところざわサクラタウン」 に行ってみた。ここは所沢市とKADOKAWAの共同プロジェクト 「COOL JAPAN FORESTJの中核施設で、国内最大級のポップカルチャー発信拠点 として、2020年の6月にオープン。KADOKAWAはここに角川武蔵…

誘われたら絶対に・・・

「飲み会に誘われたら絶対に 断らない女としてやってきた」 山田内閣広報官は、若者への動画メッセージで こう伝えていたそうだ。大したものだ。 有言実行。国会招致、総理記者会見も断らずに やってくれるだろう・・楽しみだ。 私は会社(仕事)の飲み会が…

軍都・東京の面影

佐藤可士和展を見に行った「国立新美術館」の敷地内に 不思議な建物が残されている。これがこの場所にあった 「旧歩兵第三連隊兵舎」の一部である。 この兵舎は、関東大震災後の復興建築として建てられた 日本初の鉄筋コンクリ―ト造兵舎。二・二六事件の 舞…